ロシアの連邦捜査委員会は、国防省人事総局長のユーリー・クズネツォフ中将を刑事事件の容疑者として拘束した。当局者の話をタス通信が14日伝えた。捜査が行われているとしているが、具体的な容疑は不明。職場と自宅の捜索が行われた。  4月には軍の建設部門を担当していたイワノフ国防次官が国防省の契約に関連して多額の賄賂を受け取ったとして逮捕されたばかり。ウクライナ侵攻が長期化する中、高官の逮捕が相次ぎ、省内の混乱が続いている。  クズネツォフ容疑者は2010年から、23年にかけて、ロシア軍参謀本部で国家機密を保護する部局のトップとして勤務。昨年5月に人事総局長に任命された。(共同)


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