贈答品を交換する台湾台北市の蒋万安市長(左)と自民党の鈴木貴子青年局長=15日午後、東京・永田町の党本部

 【台北共同】台湾台北市の蒋万安市長は15日、東京都主催のイベントへの出席などを目的に東京を訪問した。市長就任後の訪日は初めて。蒋氏は蒋介石のひ孫に当たり、対中融和路線の最大野党、国民党の若手ホープ。次回以降の総統選で同党有力候補の一人と目されており日本政界との関係構築を図る狙いもある。  東京都の小池百合子知事が2月に訪台した際、蒋氏を招待。中国外務省報道官は小池氏の訪台について「(日台の)いかなる形式の当局間の往来にも断固反対する」と反発したが、蒋氏は12日、日本メディアの取材に応じ「(東京と台北の)市民には深い友情がある。(交流は)断固として続けていく」と述べた。


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