会津若松市のほおずき市は、地元の商店街が、江戸時代から続く東京 浅草の「ほおずき市」にあやかって毎年開いていて、夏の風物詩として親しまれている、ことしで39回目となる催しです。

10日は、正午から、市中心部の大町通りのおよそ1キロほどを、車を通行止めにして食べ物などを販売する露店が並び、その一角で鮮やかなオレンジ色に色づいたほおずきが販売されました。

ほおずきは、家内安全や商売繁盛などを願う縁起物とされ、訪れた人たちは、風鈴の涼しげな音色が響くなか、竹籠に入ったほおずきの鉢を見比べながら買い求めていました。

幼い子を連れた市内の30代の女性は「毎年来ていて、子どもが生まれる前は安産祈願で買っていました。ことしは娘が選んでくれた立派なほおずきを買いました」と笑顔で話していました。

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