みなべ町の梅農家などで作る団体は、平成23年から全国高校野球和歌山大会に出場する選手らに、熱中症対策と特産の南高梅のPRをかねて梅干しを配っています。

10日は、団体の事務局長を務めるみなべ町うめ課の職員が紀三井寺公園野球場を訪れ、大会の開会式に参加する39校、36チームの選手たちに「頑張ってください」と声をかけながら、梅干しの入った箱を手渡しました。

みなべ町によりますと、箱には、はちみつで味付けした南高梅の梅干し300個が個包装された状態で入っているということです。

受け取った選手たちは「塩分もあるし小さくて食べやすいので熱中症対策によさそうです」などと話していました。

また、団体の事務局長を務めるみなべ町うめ課の下浦智久副課長は「梅干しで熱中症対策をしながらことしの夏のようにあつく悔いのない戦いをしてほしい」と話していました。

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