上野動物園にあしらわれたパンダのイラスト=東京都台東区で2022年5月、松井勇人撮影
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 上野動物園(東京都台東区)は25日、ジャイアントパンダの双子、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)の近況を発表した。じゃれ合いが激しくなったことから、2頭は16日から別々の飼育場所で暮らすようになったが、お互いに相手がいないことを気にしている様子はないという。

 同園によると、飼育場所を移したシャオシャオは当初、部屋の中を嗅ぎ回って落ち着かない様子を見せることもあったが、最近はそのような行動もなくなった。

 2頭にはタケやニンジン、リンゴなどに加え、10日から旬のタケノコも与えているが、反応は良好。また、職員が口の中の状態を確認できるよう、口を開けた状態を数秒間保つ「マウスオープントレーニング」を続けており、2頭とも上達しているという。

 14日の計測でシャオシャオは体重76・2キロ、レイレイは80・1キロになった。【山下俊輔】

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