「長崎くんち」の「庭先回り」は、それぞれの踊町が長崎市内を練り歩きながら住宅の前や店先などで短い演し物を披露して、福をおすそ分けするものです。

このうち、「本踊」を奉納した万才町は市役所を訪れて踊りを披露し、見物していた人たちがアンコールを意味する「ショモーヤレ」というかけ声を送って楽しんでいました。

また、「川船」を奉納した麹屋町は、市内の社会福祉法人の建物の前で道いっぱいに豪快に船を回したあと、網を投げてこいを捕らえる「網打ち」を披露し、沿道に集まった人たちから大きな拍手が送られました。

「本踊」を見た60代の女性は「市役所の前で庭先回りが行われると資料で見たので来ました。諏訪神社での奉納とは違うパフォーマンスをしてくれるところが素晴らしいです」と話していました。

「川船」を見た40代の女性は「勢いがよくて、とても格好よかったです。目の前で雰囲気を感じることができてよかったです」と話していました。

庭先回りは「長崎くんち」最終日の9日まで続きます。

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