東海道・山陽新幹線の点検車両「ドクターイエロー」をイメージしたラッピングバスが13日から走り始める。ジェイアール東海バス(名古屋市)が運行し、同社の高速バス80台のうち1台が「幸せの黄色いバス」へと装いを新たにする。

 黄色い車体のドクターイエローは運行ダイヤが非公開で、「見ると幸せになる」と話題になり人気を集めてきた。JR東海が保有する編成は、老朽化を理由に来年1月に引退予定だ。

 ラッピングバスは、JRバスのシンボルであるツバメのデザインと青色のラインはそのままに、通常は白い塗装の部分にドクターイエローと同じ黄色を採用した。

 初日の13日は名古屋駅を午前8時出発の「新東名スーパーライナー新宿4号」に充当される。運行は来年3月31日までで、どの路線を走るかはウェブサイトやSNSで公開予定。担当者は「偶然ではなく『つかめる幸せ』に乗りに来て」としている。(辻健治)

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