見頃を迎えた砂ずりの藤=奈良市の春日大社

「下がり藤」が社紋の春日大社(奈良市)で、藤の花が見頃を迎え、甘い香りが参拝者らを楽しませている。

藤原氏の氏神としても信仰されてきた春日大社では藤はゆかりが深く、巫女(みこ)の簪(かんざし)にもなっている。境内には房が約1メートルにもなるという「砂ずりの藤」があり、垂れ下がった房が訪れた人らを魅了している。

また、大社萬葉植物園では早咲きから遅咲きまでの20品種、約200本の藤が順に開花。植物園の担当者は「今月末頃までが見頃です」と話している。

萬葉植物園は一般500円、小中学生200円。問い合わせは春日大社(0742・22・7788)。

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