この取り組みは高松市が毎年行っているもので、高松市の香川第一中学校の3年生およそ70人が参加しました。
このうち「妊婦体験」では、生徒たちが7キロの重さがあるジャケットを着て、寝た状態から立ち上がったりものを拾ったりして妊婦の生活の大変さを実感していました。
このあとグループに分かれた生徒たちは生後2か月から6か月の赤ちゃんと交流し、実際に抱いてあやしたりミルクをあげたりしていました。
また、保護者が毎日の子育ての様子や苦労について説明すると生徒たちは熱心に聞いていました。
参加した生徒たちは「赤ちゃんはずっしりしていた。たくさん泣くのが当たり前で、やっぱりかわいい」とか「子育ては大変だと思うけど自分がその立場になったら頑張りたい」などと話していました。
高松市子育て支援課の溝渕恵理さんは「授業を通して、親への感謝の気持ちや他者への思いやりの心、それに将来のことを考えるきっかけにしてほしい」と話していました。
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