鹿児島県いちき串木野市の「浜競馬」は66年前の1958年に、当時の荷馬車組合が花見の余興で始め、春の風物詩として定着しています。

会場の照島海岸には、およそ1万4000人が見物に訪れました。

ことしは地元の人が所有する45頭がそれぞれの部門に分かれて出走しました。

このうちポニーの予選では、小学生がまたがってレースに臨んだものの、コースからそれてしまう馬もいて、会場からは盛んな声援が上がっていました。

一方、競走馬は青空のもと、波打ち際を勢いよく駆け抜け、見物客を魅了していました。

福岡県から家族で訪れた60代の女性は「初めて来ました。ポニーのレースが見ていて楽しかったです」と話していました。

串木野浜競馬大会実行委員会の久木山睦男 実行委員長は「見に来てくれる人が多いので、これからも長く続けていきたいです。浜競馬の魅力を全国に発信できればと思います」と話していました。

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