上野動物園(東京都台東区)は26日、ジャイアントパンダの双子、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)の近況を発表した。
2頭は10月下旬から、健康管理に必要な動作を覚える「ハズバンダリートレーニング」を再開している。レイレイに続いてシャオシャオも血圧測定ができるようになった。現在は共にレントゲン撮影のため、上半身を立てた状態を維持できるようにトレーニングを積んでいる。
餌はモウソウチク、シノダケ、マダケなどのタケを中心に、副食としてトウモロコシ粉や米粉、砂糖などでつくった「パンダ団子」、ニンジン、リンゴを食べている。2頭とも健康状態は良好。
上野動物園は29日から1月1日まで冬休みとなるが、2頭はいつもと変わらない生活を送るという。
15日の計測でシャオシャオは体重81・4キロ、レイレイは85・4キロだった。【山下俊輔】
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