女子100mHは田中佑美(25、富士通)が12秒90で日本人選手最高の2位、パリ五輪参加標準記録(12秒77)には届かなかった。男子110mHは村竹ラシッド(22、JAL)が13秒22で優勝した。
女子100mHは日本記録保持者の福部真子(28、日本建設工業)に加え、田中佑美(25、富士通)、青木益未(30、七十七銀行)、大松由季(28、CDL)と12秒台の選手が4人出場。世界陸上ブダペスト代表の寺田明日香(34、ジャパンクリエイト)は欠場した。
大混戦となったレース、スタートは田中と福部が飛び出したが、中盤で田中が伸びを見せた。後半に入ると中国の呉艶妮(中国)がトップに立ち、田中と福部が追いかける展開に。最後まで田中のスピードが落ちずに12秒90で2位、福部が13秒00で3位となった。
男子110mHはパリ五輪参加標準記録(13秒27)を切っている村竹ラシッド(22、JAL)に加えて、東京五輪代表の高山峻野(29、ゼンリン)、昨季のセイコーゴールデングランプリで自己ベストをマークした石川周平(28、富士通)が登場。
スタートは高山が飛び出し、レースを引っ張る形となったが中盤で村竹が伸びを見せ、高山を抜き去ると最後までスピードが落ちず13秒22で優勝した。
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