3年前の東京オリンピックで、女子団体の銀メダル獲得に貢献した平野選手は、パリオリンピックでは初のシングルス代表に内定し、団体とともにメダル獲得を目指します。
20日は、中国で行われる国際大会への出発前に羽田空港で取材に応じ、およそ2か月後に迫ったパリ大会に向けて、「オリンピックは誰でも緊張すると思うが、その中で、どれくらい実力を発揮できるかの勝負だと思う。自分の得意である1球ずつしっかり自分から打つということを、毎日の練習や試合で積み重ねていきたい」と話しました。
そのうえで、目標について「シングルスでメダルを獲得し、団体では世界選手権の決勝で中国に敗れた悔しさを晴らすため、まずは中国のところまでいき、当たることができたら、勝って笑顔で終われるように頑張りたい」と意気込みを話しました。
張本美和 “悔いの残らないように楽しく終わりたい”
また、女子の団体メンバーに選ばれた15歳の張本美和選手も取材に応じ、「中国のトップ選手が相手でも、ラリーでは落ち着いて相手を見てコースを突くなど、通用してきている部分がある」と最近の試合での手応えを話したうえで、「今持っている自分の力を全部発揮するために、自分自身を成長させられるように頑張って、パリオリンピックでは悔いの残らないように楽しく終わりたい」と話していました。
戸上隼輔 “結果だけを追い求めて頑張る”
男子のシングルスと団体に出場する戸上隼輔選手も、ブラジルで行われる国際大会への出発前に羽田空港で取材に応じ、「コンディションやモチベーションは本当に充実しているので、パリ大会までの2か月間、結果だけを追い求めて頑張っていきたい。オリンピックでは2種目ともメダルを目指し、団体ではチーム一丸となって、金メダルを目指して頑張っていきたい」と、初めてのオリンピックに向けて意気込んでいました。
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