フィギュアスケートの男子シングルでは、日本代表として2年前の北京オリンピックに出場した選手のうち、羽生結弦さんに続いて宇野昌磨さんが5月に現役引退を発表し、鍵山選手が唯一の現役選手となりました。
鍵山選手は20日、競技活動のサポートを受ける静岡県浜松市の自動車メーカーを訪問し、取材に応じました。
鍵山選手は、まず「羽生さんに続いて宇野さんも引退と聞いて、とてもさみしく感じた。もっともっと世界の舞台で一緒に戦いたかったという気持ちもある。ただ僕には僕の目標があるので、そこに集中して、舞台は変わるが一緒に頑張りたい」と話しました。
そのうえで、今後の日本フィギュアスケート界を引っ張る存在として期待されることについては「今の僕には羽生さんや宇野さんのように、日本を任せられるという絶対的な安心感はないと思うし、もっともっと試合を経験していくことが必要だと思う。2年後のオリンピックに向けて、まずは次のシーズンの世界選手権で、優勝をねらえる演技を目指して頑張りたい」と意気込みを話しました。
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