佐藤“パリでリベンジ果たす”
男子1500メートルの車いすのクラスで銀メダルを獲得した佐藤友祈選手は、「予想したレース展開は、トップスピードでの持久戦だったが、カラバン選手が最後までぴったりついてきて残り1周でギアを上げてきたので速度差があり、負けてしまった。悔しい」と話しました。
そして、3つのメダルを獲得した今大会について「取り組んできたスタートはよくなっているのかなというのは、全体的な手応えとしてあったので、そこを生かしつつ、後半と中盤をどう伸ばしていくかを課題にやっていけたらいい」と振り返りました。
そのうえで、パリパラリンピックに向けて「今大会はカラバン選手に全敗してしまったが、パリ大会では400メートルで金メダルを獲得してリベンジを果たす」と決意を新たにしました。
新保大和「銅」日本記録更新 男子円盤投げ
男子円盤投げ脳性まひなどのクラスの決勝が行われ、23歳の新保大和選手が自身が持つ日本記録を更新する52メートル13センチをマークして銅メダルを獲得しました。
新保「自己ベストを年々更新 ステップアップを実感」
男子円盤投げ脳性まひなどのクラスで銅メダルを獲得した新保大和選手は「きょうは52メートルを投げてメダルを獲得することを目標にしていて、その2つをしっかりと達成できたので、自分を褒めたいと思う」と話しました。
そして、自身の日本記録を更新したことについて「きょうはターンがかみ合っていない感じがあったので、投げる瞬間にしっかり合わせることを意識して投げて風が吹いたこともあってよく飛んだ。自己ベストを年々更新して徐々にステップアップできていることを実感できたのでよかった」と振り返りました。
また、地元兵庫県で開かれた大会だったことについて「中学、高校のときの友達や会社の先輩方などたくさんの人が見に来てくれたので久しぶりに楽しんで試合ができた。声援のおかげで風が吹いたのかなと思う」と笑顔で話しました。
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