パリ五輪の切符をかけた最後の戦い“ネーションズリーグ”のマカオラウンドが28日に始まる。世界ランク8位の女子日本代表は東京五輪&世界バレーで銀メダルを獲得しているブラジル(同2位)と対戦する。ブラジルにはパリ五輪予選の最終戦でフルセットの末敗れ、五輪の出場権を獲得する事ができなかった因縁の相手。当日練習後に日本のミドルブロッカーの山田二千華(24)と渡邊彩(33)にブラジル戦の意気込みを聞いた。
Q.ブラジルの印象や試合の対策は?
山田二千華選手:
OQT(五輪予選)の負け方としても終盤、相手に追いつかれたりとか、相手のすごい勢いだったりとか、そういう部分で押されて、負けてしまった。自分たちがやりたいことを出し切れずに最後、勝ち越せなかったっていう、気持ちが強いので同じ失敗をしないように最後まで気を抜かずにしっかり相手の勢いだったりとか、そういう圧に負けないぐらいこっちも勝つ気持ちをしっかりコート内でしっかり出していきたい。
Q.ブロックという意味では、どんなところを気をつけていきますか
山田選手:
終盤に10番のガビ選手に(ボールが)集まってくることは、すごいわかってるんですけど、それまでに例えばクイックだったりとか、今までの自分たちの試合の傾向を見てくると、やっぱクイック対応してくるかなっていうのは思うので、自分たちがしっかり序盤から抑えれるようなブロックシステムを作っていきたいなっていうのは思います。
Q.ブラジル戦への意気込み。
山田選手:
ブラジル戦は本当にすごいきつい試合にはなると思うんですけど、マカオラウンドの初戦にすごいいい勢いをつけられる試合だと思うので、しっかり勝って、次の試合にも続けていきたいなと思います。
Q.ブラジルの印象や試合の対策は?
渡邊彩選手:
結構パワーもあるし、高いところから上をはじき飛ばすみたいなのが多いので、それをされないようにしっかりあわせて、タッチは上に上がるようにするっていうのと、Aパスは行ったら、やっぱりミドルを使ってくれると思うので、そこのコミットのかけるコースの絞り方とかっていうのはゲームの中でやっぱ傾向とか変わってくると思うので、そこはしっかり対応していく。サーブで、クイックとか攻撃の相手の枚数を減らして、こっちのトータルディフェンスがしやすいようにやれたらいいかなと思います。
Q.ブラジル戦への意気込み。
渡邊選手:
しっかり勝ち切れるように、本当に総力戦だと思うのでチーム全員で勝てるように準備していきます。
第1週 トルコ・アンタルヤ
■5月16日(木)午前2時00分
日本3-2トルコ
■5月16日(木)午後11時00分
日本3-0ブルガリア
■5月17日(金)午後8時00分
日本3-0ドイツ
■5月19日(日)午後11時00分
日本0-3ポーランド
第2週 マカオ
■5月28日(火)午後8時30分
日本×ブラジル
■5月30日(木)午後5時00分
日本×フランス
■5月31日(金)午後8時30分
日本×中国
■6月1日(土)午後5時00分
日本×ドミニカ共和国
第3週 西日本総合展示場(福岡・北九州市)
■6月12日(水)午後7時20分
日本×韓国
■6月13日(木)午後7時20分
日本×カナダ
■6月15日(土)午後7時20分
日本×セルビア
■6月16日(日)午後6時45分
日本×アメリカ
※女子のファイナルラウンドは6月20日~23日にタイ・バンコクで開催
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