■バレーボールネーションズリーグ2024 女子予選ラウンド第2週 日本 3-0 フランス(日本時間30日、マカオ) 

パリ五輪の切符を懸けた最後の戦い、ネーションズリーグで女子日本代表(世界ランク8位)はフランス(同17位)と対戦し、セットカウント3ー0(25-14、25‐18、25‐15)で勝利、第2週のマカオラウンドを1勝1敗とした。試合を終えた古賀紗理那(27)、岩崎こよみ(35)、荒木彩花(22)、松井珠己(26)に話を聞いた。フランス戦を終えて古賀が117点で得点ランキング1位に浮上した。


チーム最多の19得点、主将・古賀紗理那

Q.今日は第1セットからしっかりリズムを作っていったと思うが?
古賀:最初のスタートの所からしっかりサーブを工夫して打っていこう、とスタッフからもあったので選手同士でも話して、そこがしっかりできたのが今日の勝因かなと思います。

Q.フランスにはどのような対策を?
古賀:高さのあるチームなので私たちがハイボールを打つ時の打ち方だったり決め方っていう所と、先週と前回の反省としてクイックが使えてないっていう所でクイックを使っていこうっていう話はチームでしました。

Q.スパイクの本数も多かった。疲れは?
古賀:私はハイセットを打つケースがたくさんあるので、しっかりその所を決めきるっていうのを意識してやってます。ちょっとずつ疲れは出てるんですけど、しっかり明日に向けて
リカバリーをしていい準備をしていきたい。

Q.明日は中国ですが、どんな試合をしたい?
古賀:高さのあるチームだし、オフェンス力の高いチームだと思うので、今日に引き続き
パスをオフにするっていう所が相手にストレスをかけられるのかなって思うので、サーブをオフにしてしっかりタッチをしつこく取っていくのが明日は1つ鍵になってくるかなと思います。

アタックポイント4点のセッター・岩崎こよみ

Q.今日も多彩なトスを繰り出しました。特にミドルのBクイックが有効でしたね?
岩崎:アタッカーがしっかり呼び込んでくれて、今使えるっていうのをしっかりアピールしてくれたので、自信を持って使うことができました。

Q.途中ミドルを多く使っていたが、その辺はやはり考えていた?
岩崎:大会を通じてそこが課題だっていうのを自分自身もそうだしチームとしても挙げているので、少しでも前回の試合より多く使えるように意識してやっています。

Q.明日の中国戦はどのように戦いたい?
岩崎:高さもあるしスピードもあるハイレベルなチームなので自分たちもクオリティ高く今日のようにミドルもたくさん使いながら、アタッカーをしっかりいかすトス回しをしていきたい。

Q.今日はトスにアタックにレシーブと大活躍だったと思いますが?
まだまだ頑張ります(笑)

ブラジル戦に続きスタメン出場ミドルブロッカー、荒木彩花

Q.3-0のストレート勝ち。チームとしてはどういう所が良かった?
荒木:ずっと課題となっていたミドルの攻撃が、今回の試合の中では序盤中盤終盤とミドルの攻撃が機能していたので、サイドにブロックがかたまることなく戦えたので、そこは一つ勝利のポイントなのかなと思います。

Q.今日はたくさんBクイックが決まりましたね?
荒木:前半すごくヘルプがBクイックに対してきつくて、どうするってなった時に少しトスをもう少し早めにもらって、完成する前に打ち込むっていうのを試合の途中から変更した点であるんですけど、それがすごくうまく機能したかなと思います。

Q.今日の試合は自信になりますか?
荒木:はい。Bクイックは一瞬での判断なんですけど、そこでこれだけ得点できたことはすごく自分の自信にも繋がりました。

Q.今日はどんな気持ちで試合に臨んだ?
荒木:自分自身が怪我から明けて公式戦っていうのが、昨日から久しぶりのスタメン出場だったんですけどやっぱりすごく緊張感が強い昨日今日の試合だったんですけど、その緊張をうまくパワーに変えられたかなと思います。

Q.怪我の状態は?
荒木:今は体もどこも痛くなく順調にプレーできてるので、万全です。

Q.明日は中国戦ですが?
荒木:中国の選手は速くて高いバレー展開になると思うので、高さ負けっていう所を言い訳にせず、しっかりブロックのタイミングや攻撃の幅でしっかりチーム全体で攻めていけたらいいなと思うので、タフな試合になると思うんですけど、攻めることを忘れず、先攻先攻で頑張っていきたいと思います。
はい全員止められるように頑張ります。…

今日ベンチ登録されたセッター松井珠己

Q.急遽マカオに呼ばれましたが?
松井:準備する時間も少なくて、相手の状況を把握する時間がすごく少ない中での準備だったので、まずは相手というより自分のプレーをするっていうことに意識を置いてやりました。

Q.急遽の試合で緊張しました?
松井:すごい緊張したんですけど、でもそれより楽しみな方がすごく大きかったので、まずは試合に使ってもらえてすごく良かったなと思います。

Q.昨年ブラジルリーグで戦ってどんな所が成長したと思う?
松井:ミドルをしっかり通すっていう所と、高いブロックなのでトスを近づけないっていうことはすごく意識してやってきたことなので、今日は短い間ですけどそれを意識しながらプレーしました。

Q.明日の中国戦にむけて抱負は?
松井:アジアでもずっとライバルだと思いますし、ここ最近は勝っている試合もないので、スタートダッシュをしっかりして、自分が出た少しのチャンスをものにできるように、準備していきたいと思います。

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