■プロ野球 交流戦 DeNA 5-6 楽天(30日・横浜スタジアム)
DeNAは楽天に1点差の末敗れ、8年ぶりのカード負け越しとなった。試合は1回、先発・石田健大(31)が2番・村林一輝(26)にソロ本塁打を放たれ先制を許すも3回裏、オースティン(32)の適時打で同点。5回裏には5番・宮﨑敏郎(35)に第4号ソロ本塁打が飛び出しリードを奪った。しかし6回、5番・鈴木大地(34)に適時打で勝ち越しを許すと7回には3番手・伊勢大夢(26)が3失点を喫し6ー2に。直後の7回裏、5番・宮﨑が2打席連続となる第5号3ランを放ち1点差に詰め寄った。だが反撃もあと1歩届かず、勝ち越すことはできなかった。
石田の立ち上がりは先頭の小郷裕哉(27)を左飛に打ち取るも2番・村林にレフトスタンドへの本塁打を浴び先制を許した。続く3番・辰己涼介(27)は二ゴロ、4番・浅村栄斗(33)は三ゴロに打ち取り追加点は与えず。
打線はその裏、楽天の藤井聖(27)に対し、先頭の蝦名達夫(26)は遊飛。2番・森敬斗(22)が左二塁打でチャンスを作るも3番・オースティンは遊ゴロ、4番・筒香嘉智(32)は空振り三振と後続が倒れ得点を奪うことができなかった。
1点を追う3回裏、1番・蝦名が左安打で出塁するもけん制球に誘われ盗塁失敗。1死走者無しとなるも続く2番・森が右安打を放つと3番・オースティンにレフトへの適時打が飛び出し同点に追いついた。
1ー1の同点で迎えた5回裏、2死から走者無しから5番・宮﨑に右中間スタンドへのソロ本塁打が飛び出し勝ち越しに成功。
しかし直後の6回表、この回の先頭、代打・平良竜哉(25)に死球を与えると続く1番・小郷に三塁への内野安打を放たれ無死一、二塁に。2番・村林に送りバントを決められ二、三塁とピンチを背負うと3番・辰己の一ゴロの間に同点に追いつかれた。さらに4番・浅村に四球を与えると5番・鈴木大レフトへの適時二塁打を打ち込まれ3ー2とリードを許してしまった。ここで石田は降板となり、2番手・徳山壮磨(24)がマウンドに上がった。徳山は6番・渡邊佳明(27)に四球を与え満塁となるも7番・小深田大翔(28)を中飛に打ち取り追加点を与えなかった。
終盤に入り7回表からは3番手・伊勢がマウンドに上がった。伊勢はこの回の先頭・太田光(27)に四球を与えると続く代打・茂木栄五郎(30)に中安打を放たれ無死一、二塁に。迎えた1番・小郷の打球はセンターへの適時打となり4ー2に。さらに3番・辰己にもレフトへの適時打を浴び6ー2とリードを広げられた。
4点を追いかける展開となった7回裏、楽天の3番手・弓削隼人(30)に対し2死走者無しから3番・オースティンが四球を選ぶと4番・筒香は遊撃の内野安打で繋いだ。迎えた5番・宮﨑にレフトポール直撃の3ランが飛び出し1点差に詰め寄った。
そのまま1点差で迎えた9回裏、1番・蝦名から始まる打線も6番手・則本昂大(33)から得点を奪うことができず、試合終了。一時勝ち越すも終盤の失点が響き敗戦となった。
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