世界のトップ16チームによるバレーボール最強国決定戦、ネーションズリーグの男子大会で日本代表(世界ランク4位)はドイツ(同12位)とのフルセットの激闘を制し、勝利した。最後まで手に汗握る展開に、試合後、チーム最多21得点の西田有志(24)は「皆さんハラハラしたと思いますけど僕たちもハラハラしてました」。ミドルブロッカーの小野寺太志(28)は「珍しく感情高ぶっちゃいました」と笑顔を見せた。

チーム最多タイ、21得点の西田有志

Q.フルセットの激闘、タフなゲーム
西田:
ドイツも全員がすごいバレーをしてきたのでそのなかでこうやって勝ち切れたことはチームとしてすごく良い経験になったかなと思います。

西田選手

Q.セットの終盤でトスがまわってくるシーンが多かった、どういう意識で
西田:
オポジットなので決めるだけだったのでそのシンプルな考えで仕事を全うできたことは良かったかなと思います。

Q.オリンピックのメダルに向けてこういう試合が多いと思うが
西田:
こういう展開にならないように全員で練習しながらまたこういうメンタリティを作りながらしっかりと次の試合に臨みたいなと思います。

Q.集まった日本のファンの皆さんに一言お願いします
西田:
今日皆さんハラハラしたと思いますけど僕たちもハラハラしてました。でも、勝ちました!これからまたタフな試合になっていくと思いますが、皆さんの応援がまた本当に重要になってきますので、引き続き応援よろしくお願いします。ありがとうございました。

頼れるキャプテン石川祐希も21得点

Q.しびれるゲーム
石川:
ありがとうございました。

Q.5セット目、本当に大事なシーンで活躍が光った
石川:
そうですね。サーブが良かったと思いますし、他の選手が良いプレーを5セット目だしてきたので、もっと早い段階で、つめなければいけなかったなと思います。

石川選手

Q.このゲーム取り切った。オリンピックに向けて
石川:
そうですね。しっかりチームで勝ち切れたっていうことと、本来であれば負けの内容のゲームだったので、そこら辺はシビアに考えていかなければいけないなというふうに思ってます。

Q.日本できるこの代表の試合というのは残り2試合
石川:
残り2試合ですけどもっと良いプレーを皆さんに見せたいというふうに思いますし、勝つ姿をたくさんの人に見ていただけたらなというふうに思います。

Q.最後に会場の皆さんにメッセージを
石川:
今日もたくさんの応援ありがとうございました。1日空いて(7日に)ポーランド戦、そしてスロベニア戦(8日)とまたもっと質の高いバレーを皆さんの前で見せたいと思うので、引き続き楽しみにしていてください。

存在感を見せつけたミドルブロッカー小野寺太志

Q.イラン戦に続いて期待に応えてますね
小野寺:
本当に石川と(髙橋)藍と西田がマーク引っ張ってくれるんで、関田さんもいいトスばっかりで本当に助かってます。

Q.印象としては上がってくるトスをほとんど決めているような
小野寺:
いや、本当良かったです(笑)。はい。

小野寺選手

Q.今日は比較的大きなジェスチャーもあった
小野寺:
ちょっと珍しく感情高ぶっちゃいました。

Q.チームミドルブロッカーもまさに世界のトップを目指す日本にとって欠かすことができない素晴らしいチームに
小野寺:
本当、(髙橋)健太郎も山(内)も(エバデダン)ラリーも楽しいライバルなので一緒に競い合って世界一を目指したいと思います。

Q.明後日のポーランド戦でも関田さんがたくさんトスあげてくれると思いますが
小野寺:
いいトスをたくさんあげてもらえれば、頑張って決めます。

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