(前年優勝校 愛工大名電 前年参加チーム数173)

 4連覇に挑む愛工大名電を軸とした混戦が予想される。今春の選抜大会に出場した愛工大名電は、最速144キロのエース大泉塁翔や勝負強く長打を放つ石見颯真ら、投打で力のある選手がそろう。

 ライバルの筆頭は今春の県大会で愛工大名電を破った東邦だ。188センチ94キロの投手兼捕手の高柳大治、手島慈元と強打者が多い。今春の東海大会を制した中京大中京は中井遥次郎、宮内渉吾ら複数の好投手を擁し優勝を狙う。享栄は主将の杉本純也を中心に団結力が強く、エース小山隼和の制球力が光る。豊川は、今春の選抜大会で1本塁打のモイセエフ・ニキータの打撃が好調で、投手陣の踏ん張りが鍵。中部大春日丘、日本福祉大付、至学館、シード校唯一の公立、西尾東も勝負強い。(渡辺杏果)

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