テストの意味合いもあったミャンマー戦では、攻撃的な3バックを導入し新たな戦術を試した。これまでとは違ったフォーメーションでミャンマーに5−0と快勝。次のシリア戦も3バックを継続するのかが1つの見どころになる。
昨日の居残り練習では右から冨安健洋・板倉滉・町田浩樹の並びで、ポジショニングの確認など3バックの練習をこなしていた。
シリア戦を見据えて練習していたというDFの町田浩樹は、「この活動を通して頭から3バックを準備している中で、自分たちの守備の距離感にトライした」と話した。
ミャンマー戦では橋岡大樹・谷口彰悟・伊藤洋輝が3バックを形成。中盤に厚みを持たせ攻撃的な形で挑んだ。この試合をベンチから見ていた町田は「立ち位置で自分たちが優位に立てるポゼッションの時に、良い距離感でパスを回せていた」と振り返り、「3バックの右と左のセンターバックが角度を持ってボールを持てるので角度のついた縦パスが出せる。ウイングがいることで幅をとってパスを回せるので、自分たちが主導権をもってボールを回せる」と3バックの重要性を語った。
最終予選に向けて、戦術の幅を広げる最後のチャンス。森保ジャパンは2日後、新たなチャレンジの場となるシリア戦に臨む。
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