朝日新聞社と朝日放送(ABC)テレビが運営する高校野球総合情報サイト「バーチャル高校野球(VK)」が、昨夏の第105回全国高校野球選手権記念大会でライブ配信した3482試合が、「単一スポーツチャンピオンシップをプラットフォームでライブストリーム配信した最多試合数」としてギネス世界記録に認められた。10日、認定証の授与式が朝日新聞東京本社であった。
VKは2015年から試合映像の配信を開始。1年目は74試合だったが、毎年拡大し、昨年は初めて地方大会3434試合、全国大会48試合を全てライブ配信した。
認定証を受け取った朝日新聞社の高野健一・執行役員は「いつでもどこでも母校や地元の学校を応援できる環境をつくることが、高校野球人気の拡大につながる。その思いから、全試合配信にこだわってきました。ギネス世界記録認定をマイルストーンに、応援する人たちの裾野をさらに広げていきたいと思います」とコメントし、朝日放送テレビの竹田直彦取締役は「これからも高校野球のみならず、野球そのものの発展に寄与できるよう、精進と研鑽を重ねていきたいと思います」と話した。日本高校野球連盟の宝馨会長は「夢にも思わなかった、地方大会の1回戦から全試合が日本全国と世界にまで配信される時代になりました。この素晴らしい夢をかなえてくださった方々に厚く御礼申し上げます」と述べた。
今年もバーチャル高校野球では、第106回全国選手権大会の全試合を無料でライブ配信する。地方大会は22日、沖縄などで開幕する。ライブ映像は「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_vk/)、「スポーツブル」(https://vk.sportsbull.jp/koshien/)の両サイト内で視聴できる。
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