■プロ野球 交流戦 ロッテ 3-13 DeNA(12日・ZOZOマリンスタジアム)

DeNAはロッテに逆転勝利。試合は1回に2点の先制を許すも4回表に6番・山本祐大(25)の犠飛で1点を返し2ー1に。しかし直後の4回裏に再び2点差に広げられると迎えた6回表、8番・度会隆輝(21)に適時打が飛び出し3ー2とまたも追い上げを見せた。すると7回表、満塁の好機から5番・筒香嘉智(32)の適時二塁打で逆転に成功。さらに連打で一挙6得点を奪い、8ー3と点差を広げた。8回表に1点を加えると9回表には3番・オースティン(32)に第6号2ランが飛び出すなど4点を加え今季最多の13得点を奪った。

前日のカード初戦では井上絢登(24)の適時打で先制すると度会、梶原昂希(24)にも適時打が飛び出し4点をリード。投げては先発のジャクソン(28)が7回を2安打無失点に抑える好投で完封勝利を飾った。この試合の先発・ケイ(29)はこれまで9試合に登板し3勝4敗、防御率2.80をマークしている。スタメンには1番に梶原、2番に井上、8番に度会。DHにはオースティンが起用された。

打線は1回、ロッテの先発・中森俊介(22)に対し、先頭の梶原が空振り三振、2番・井上が二飛、3番・オースティンが遊ゴロに倒れ三者凡退となった。

その裏、ケイの立ち上がりは先頭の石川慎吾(31)に四球を与えると、2番・友杉篤輝(23)に中安打を放たれ無死一、二塁に。その後ケイの暴投により走者二、三塁と進塁を許した。3番・佐藤都志也(26)は三ゴロに打ち取るも4番・ソト(35)のサードへの内野安打の間に先制点を与えた。さらに井上の悪送球の間に2点目を失い2ー0に。

2点を追いかける打線は4回表、この回の先頭、3番・オースティンが遊撃への内野安打で出塁すると4番・牧秀悟(26)も右二塁打で繋ぎ無死二、三塁とチャンスを作った。5番・筒香は捕邪飛に倒れるも6番・山本が中犠飛を放ち1点を返した。

しかし4回裏に無死走者無しから6番・愛斗(27)に左二塁打を放たれると8番・田村龍弘(30)にレフトへの適時打を浴び、再び2点差となった。

6回表、4番・牧、7番・佐野恵太(29)が四球で出塁し2死一、二塁の好機を迎えると8番・度会にセンターへの適時打が飛び出し3-2に。なおも走者一、三塁で代打・伊藤光(35)が打席に入るも右飛に打ち取られ追いつけず。

終盤に入った7回表、ロッテの3番手・東妻勇輔(28)に対し、1番・梶原が左安打、3番・オースティンが四球、4番・牧がショートへの内野安打を放つなど満塁の絶好機を迎えた。すると5番・筒香にセンターへの適時二塁打が飛び出し逆転。さらに6番・山本、7番・佐野、途中出場の9番・京田陽太(30)に適時打が飛び出し8ー3と一気にリードを奪った。

8回表にも1点を加えると9回表には3番・オースティンに2ランが飛び出すなど13点目の本塁を踏んだ。そのまま10点差で9回裏は3番手・佐々木千隼(30)が走者を出すも無失点に抑え試合終了。DeNAは今季最多の13得点を奪い、3連勝を飾った。

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