【UEFA EURO 2024】スペイン代表 1−0 イタリア代表(日本時間6月21日/アレーナ・アウフシャルケ)
とりわけ古参ファンにとっては堪らないシーンだった。イタリア代表がスペイン代表と激突したUEFA EURO 2024のグループB第2節で、アッズーリの往年の名GKジャンルイジ・ブッフォンが国歌を熱唱。SNSがザワついた。
【映像】英雄ブッフォンが「国歌熱唱」する一部始終
イタリア代表は試合前の国歌斉唱で、選手、スタッフ、そして観客が一体となって国歌『マメーリの賛歌』を全力で歌い切ることで有名。アルバニア代表とも大会初戦でも胸が熱くなるような大熱唱を披露し、世界中のサッカーファンを感動させた。
スペイン代表との2戦目でも、主将のGKジャンルイジ・ドンナルンマをはじめ選手たちは相変わらずの大熱唱。そして、曲が始まって40秒ほどで中継映像がイタリア代表のベンチに切り替わると、ルチアーノ・スパレッティ監督と肩を組んで国歌を熱唱するブッフォンの姿が映し出された。
ブッフォンは1990年代後半から2010年代にかけて活躍し、「史上最強のGK」の1人にも挙げられるスーパーレジェンド。優勝した2006年ワールドカップなど代表戦では誰よりも大声で国歌を熱唱し、イタリアの「全力国歌斉唱」を象徴していた存在だ。2023年夏に現役引退し、そのままイタリア代表のチームスタッフ入り。UEFA EURO 2024は団長としてチームに同行している。
ブッフォンはアルバニア戦でもベンチに入っていたものの映像には映っていなかったが、このスペイン戦ではスパレッティ監督の隣という“ベストポジション”で国歌を熱唱。二度ほど映像に映り込み、日本のSNSも、「ブッフォンさんおるやん!」「あかんブッフォンおる」「ブッフォン先生だ」「ブッフォンの国歌斉唱、相変わらず最高」「ブッフォン映した後にドンナルンマ映すスイッチャーのセンスたるや」とザワついた。また、46歳となった現在の姿に「イケオジすぎる」「ばりかっけぇ」「俳優みたいだな」などの声も目立っている。
なお試合は、「ブッフォンの正統後継者」と言われるドンナルンマがスーパーセーブを連発したものの、55分に喫したオウンゴールが決勝点となって0−1でイタリア代表が敗戦。勝利したスペイン代表が決勝トーナメント進出を決めた。英雄ブッフォンの後押しを受けるアッズーリは、グループステージ第3戦(日本時間6月25日)でクロアチア代表とベスト16行きを懸けて戦う。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)
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