日本陸上競技連盟は8日、5月19日に国立競技場で開催される「セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京」の男子100mに出場する6選手を発表した。昨年の世界陸上ブダペストで6位に入賞し、2大会連続決勝に進出したサニブラウン アブデル ハキーム(25、東レ)が7年ぶりに参戦する。

サニブラウンは過去2回ゴールデングランプリに出場していて、初出場の2016年は、城西大附属城西高時代の10秒34(-0.4)、5位。翌年は4位で、今回は7年ぶりの出場となる。今年は、3月にアメリカで行われた大会でパリ五輪の参加標準記録(10秒00)に迫る10秒02をマークしていて、この大会でのパリ五輪内定がなるか、注目される。

その他、サニブラウンと同じ9秒97の自己ベストを持つエマヌエル・マタディ(32 、リベリア)、自己ベスト10秒02の坂井隆一郎(26、大阪ガス)、栁田大輝(20、東洋大)も参戦する。

セイコーゴールデングランプリ陸上はワールドアスレティックスコンチネンタルツアーの最上位、ゴールドランクでポイントも高く、世界の強豪も多く出場する。

【発表された100m出場6選手】
サニブラウン アブデル ハキーム(PB:9秒97)
エマヌエル・マタディ(PB:9秒97)
坂井隆一郎(PB:10秒02)
栁田大輝(PB:10秒02)
ラル・ムハンマド・ゾフリ(PB:10秒03)
ティアン・ウェルプトン(PB:10秒14)

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