来月26日に開幕するパリオリンピックについて、ロシアとその同盟国のベラルーシの国籍を持つ選手は、ウクライナへの軍事侵攻などを理由に、国を代表せず国旗や国歌を使用しない、“AIN”と呼ばれる「中立な個人資格の選手」として参加することになっています。

IOCは今月15日、両国の選手について、軍の関係者ではないなどの審査基準を満たしたとして参加が承認された選手25人を発表していましたが、27日、そのリストを更新し、追加された選手を含めるとあわせて40人になったと発表しました。

内訳はロシア国籍23人、ベラルーシ国籍17人の男女あわせて40人で、競技別では自転車のロード種目で5人、体操のトランポリンで3人、ウエイトリフティングで2人、レスリングで16人とローイングで2人、射撃で2人、テニスで10人となっています。

今回の追加では前回、東京大会のテニス、男子シングルスで銀メダルを獲得したロシア国籍のカレン・ハチャノフ選手が新たに承認されました。

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