【UEFA EURO 2024】ジョージア代表 2−0 ポルトガル代表(日本時間6月27日/アレーナ・アウフシャルケ)
ジョージア代表のFWクヴィチャ・クヴァラツヘリアが、ポルトガル代表の複数人に囲まれた状態から次々に敵をかわす鬼のドリブル&キープを披露。驚愕した視聴者からは「神すぎますって」「まじで上手えな」などの声が挙がった。
【映像】クヴァラツヘリアの「鬼ドリブル&キープ」
UEFA EURO 2024 グループF最終戦で決勝トーナメント進出を狙うジョージア代表は、首位通過を決めていたポルトガル代表と対戦。2トップの一角で先発出場したクヴァラツヘリアは、開始2分にカウンターから先制点を挙げると、さらに65分には圧巻のテクニックでスタジアムを沸かせた。
後方からグラウンダーの縦パスを受け取ったクヴァラツヘリアは、素早くターンして2人に囲まれながらも細かいタッチでボールをキープ。右サイドに流れながら、プレスにくる相手を次々といなして前進する。6人目をかわそうとしたところでMFルベン・ネヴェスの深いタックルにバランスを崩して転倒し、ファウルのホイッスルが鳴った。
圧巻のテクニックで敵を翻弄したクヴァラツヘリアにはABEMA視聴者も大興奮。コメント欄は「メッシやん」「これもうイニエスタだろ」「これはクヴァラドーナですわ」「レベチだわ」「あんだけ囲まれて取られないのすごい」「意味わからねぇキープ」「神すぎますって」と大盛り上がりとなった。
クヴァラツヘリアは数年前までほぼ無名の存在だったが、2022年に加入したナポリで大ブレイク。リーグ優勝に貢献した2022-2023シーズンは、圧巻の突破力と得点力を発揮してセリエA最優秀選手に輝いた。愛称はナポリのレジェンドであるディエゴ・マラドーナにかけた「クヴァラドーナ」だ。
クヴァラツヘリアの活躍もあり、ジョージア代表はポルトガル代表から2−0の大金星。メジャー大会初出場ながらもグループ3位で決勝トーナメント進出を決めた。
この試合のPOM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれたクヴァラツヘリアは、UEFA公式サイトで以下のようにコメントしている。
「ジョージアのサッカーファンにとって、人生最高の日になっただろう。僕たちは歴史を作った。みんなこれを成し遂げるとは信じていなかっただろうし、ポルトガルに勝利すると思っていなかったはずだ。しかし、1%でもチャンスがあればそれを成し遂げられると証明した。だからこそ僕たちは強いチームなんだ」
躍進するジョージア代表はラウンド16で、スペイン代表と対戦(日本時間7月1日)。抜群の打開力を持つクヴァラドーナのパフォーマンスは要注目だ。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)
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