サッカー元日本代表主将で、ドイツ1部リーグ・フランクフルトの長谷部誠(40)が17日、今シーズン限りでの現役引退を発表した。

長谷部は静岡の藤枝東高校を卒業後、2002年に浦和レッズに入団。日本代表では主将を務め、3大会連続W杯に出場(2010、2014、2018)。2011年にはAFCアジアカップで優勝するなど国際Aマッチ114試合(歴代7位)に出場した。

2008年には海を渡りウォルフスブルク(ドイツ)へ移籍、リーグ優勝に貢献した。その後、ニュルンベルクを経て14年にフランクフルトへ。アジア人として、ブンデスリーガ史上最多出場記録を持つ。

現役生活を終えたあとはクラブに残り、指導者を目指す。

長谷部はクラブを通じて「22年間プロサッカー選手として過ごしてきましたが、現役生活に終止符を打つ時が来ました。 この決定については慎重に検討しましたが、今が適切な時期であると考えています」とコメントした。

■長谷部コメント全文
「22年間プロサッカー選手として過ごしてきましたが、現役生活に終止符を打つ時が来ました。 この決定については慎重に検討しましたが、今が適切な時期であると考えています。 私は長年に渡って自分が経験し、達成できたことを誇りを持って振り返ることができます。 何よりも、アイントラハト・フランクフルトで過ごした時間は、決して忘れることのない数多くの心に残る瞬間に溢れています。 ここは最初から居心地が良くて、フランクフルトは私の第二の故郷になりました。 引退発表により、私自身もクラブもこれからの計画を確実に立てることができます。 今後数週間、私はシーズンの重要なラストスパートに全力を注ぎます。 私たちは一緒に達成したい大きな目標を持っています。 夏以降のアイントラハトでの新しい役割を楽しみにしています」とコメントした。

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