ウエイトリフティングのパリ五輪男子73キロ級日本代表・宮本昌典(27、東京国際大学職員)の激励会が、母校・東京国際大学で行われた。

1964年東京五輪と翌大会のメキシコシティ五輪の連続で金メダルを獲得した三宅義信監督(同校ウエイトリフティング監督)は愛弟子に対し「2020東京五輪ではコロナで延長(延期)になり調子が合わせられず、本来はメダルを狙えたのに逃してしまい(7位)残念だった。今回は韓国合宿なども行い力をつけたと思う。精一杯やってほしい」とエールを送った。

五輪2大会連続出場を決め、世界ランキング3位の宮本は「このようにたくさんの方が集まって頂き感謝します。パリでは銅メダルではなくてもっと違う色のメダルを目指します」と力強く誓った。

その後、チアリーディング部と吹奏楽団による応援パフォーマンスが披露され、三宅監督ともに笑顔をのぞかせた宮本。ウエイトリフティング男子40年ぶりのメダル獲得を目指す。

その他、パリ五輪代表の女子49キロ級・鈴木梨羅(25、ALSOK)は、今大会が五輪初出場。日本女子は、ロンドン(2012年)、リオ(2016年)で三宅宏実が、東京(2021年)では安藤美希子がメダルを獲得しており、鈴木には4大会連続の表彰台の期待がかかる。
同じく初出場の男子102キロ超級・村上英士朗(28、いちご株式会社)は1984年ロス五輪以来40年ぶりとなる男子メダル獲得を目指す。


【パリ五輪ウエイトリフティング日程】*日時は日本時間
8月8日(木) 午前2時30分 女子49キロ級(鈴木梨羅)
8月9日(金) 午前2時30分 男子73キロ級(宮本昌典)
8月11日(日)午前3時30分 男子102キロ超級(村上英士朗)

※写真は左から霞会(同窓会)の君野信太郎会長、倉田信靖理事長・総長、宮本昌典選手、三宅義信監督

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