■MLB タイガース 0ー4 アスレチックス(日本時間7日、コメリカ・パーク)

タイガースの前田健太(35)が7日(日本時間)、気温12℃と肌寒い本拠地でのアスレチックス戦に先発。5回2/3、87球を投げて、被安打2、奪三振3、四死球4、失点3、1回に先制ツーランを浴びたが、その後は無失点、しかし、打線の援護がなく今季初黒星となった。

試合後、前田は「初回がちょっと良くなかったですけど、まあ前回の登板が良くなかったですし、投げている感覚も良くなかったので、色々この期間で修正を加えながらと言うところで、マウンド上でも投球フォームの事を考えながら、考え過ぎながら初回入ってしまった」と振りかえった。

「良いボールと悪いボールがあったりとか、まあ寒いと(変化球が)曲がらなかったりするので、結構難しい部分はあるですけど、暖かくなると曲がって来る部分もありますし、結構、僕の中では寒さ対策というか、寒い中で良いピッチングをするというのが、ツインズの時からなんですけど、ずっと課題なんです」と口にした。

それでも、試合中に修正し、2回以降は無失点に抑えた。「気持ちを切り替えて、投球フォームの修正ももちろん必要なんですけど、考え過ぎずというかバッターを抑える事に集中するというかフォーカスするようにしてから良い結果につながって行ったので、まだまだ細かいコントロールとか投げているボールとか結構バラツキがあったりとか、状態が決して凄く良いわけではないのですけど、もうちょっとバッターに集中しないといけないなと、凄く感じました」とコメントした。

タイガースのA.J.ヒンチ監督(49)は「カウントの不利な状態を作ってしまった。初回に捕まりしたが、修正して立ち直れた事は良かったと思う」と話し、「前田投手には引き続き中5日で投げてもらう。直球が改善されて行けば、他の球種も改善されて行くと思う」と期待をしました。前田も「良くなり始めたボールも、感覚もあったので、そこをここ数日でしっかりと良い感覚を持ち続けられるように。後は少しね、修正を加える点も見つかって来てはいるので不安なく迎えられるように調整したい」と次回の登板での移籍初勝利を誓った。

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