■MLB ドジャース 8ー5 ブルワーズ(日本時間6日 カリフォルニア州ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(29)が本拠地でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、この日は5打数無安打で2試合連続ノーヒット。打率は.316から.312に。

前日の第2打席から自己ワーストとなる6打席連続三振と苦しみ、第4打席はレフトライナー。5-5で迎えた8回の第5打席は1死一・二塁のチャンスに一ゴロと勝ち越し機に凡退。

ドジャースは8回にF.フリーマン(34)の勝ち越しタイムリーなど、終盤に試合をひっくり返し連敗を「2」で止めた。ナ・リーグ西地区首位のチームは、同地区2位で3連勝のパドレスと6.5差のまま。

現地7月5日は大谷の誕生日で、節目の30歳を迎えた大谷は序盤から苦しんだ。レイズから移籍してきたばかりのブルワーズ先発A.シーバリ(29)と対戦し、第1打席はカウント2-2から空振り三振。第2打席はフルカウントから外角高めのカットボールを見逃したが、ストライクがコールされ、スタジアムからはため息とブーイングが響いた。1点ビハインドの4回の第3打席は2死一塁の場面で迎え、カウント2-2から高めのシンカーを強振するも空振り三振に倒れた。

第4打席は3番手B.ハドソンのスライダーをレフトに弾き返すもライナーに打ち取られた。ドジャースは7回に2番W.スミス(29)がこの試合3発目となる同点弾を放ち、試合は振り出しに。5-5で迎えた8回の大谷の第5打席は、1死一・二塁のチャンスにエンゼルスで同僚だったE.ペゲーロを相手に一ゴロとランナーを返せず。だがその後、スミスが四球で2死満塁からF.フリーマン、T.ヘルナンデス(31)の連続タイムリーで8-5と突き放し、試合を決めた。

大谷は“30歳バースデー弾”ならずも本塁打数27本はリーグトップ独走状態。この日、リーグ3位のブレーブス・M.オズーナ(33)が22号を放ち、ダイヤモンドバックスのC.ウォーカー(33)と並んで2位に浮上。その差を5本として大谷を追走している。

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