第106回全国高校野球選手権大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は愛知大会に出場した松平です。

 (6日、第106回全国高校野球選手権愛知大会1回戦、小牧南13―3松平=6回コールド)

松平・島田泰嘉監督

 やりたかったことはできたよ。ボール球を見逃したり、やりたかったことをやって、しっかり点を取った。その結果、向こうは焦った。やってきたことは、間違いじゃなかったんだよ。これが今の、うちのチーム力だ。一人ひとりの能力じゃない。チーム力を発揮できた、良いゲームだったと思う。

 3年生。打てた、打てなかった、そういうのはあると思う。プレーの中で、あぁもっとこうしておけばよかった、そんなのは絶対にあると思う。だけど、やろうとしていた試合はできた。

 もっとボコボコにされるような実力差だ。だけど、ここまで食らいついたんだよ。個々のスキルじゃない。たった2人だけど、3年生が練習の中で率先して動く、そういうことをしっかりやってきたから、ここまで食らいつけたんだよ。この結果は、お前たち3年生の頑張りが持ってきたものだ。だから、自信を持っていい。(松本敏博)

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