(6日、第106回全国高校野球選手権千葉大会開会式)

 今年の開会式は、習志野と拓大紅陵の吹奏楽部が恒例の入場行進曲や大会歌の演奏のほかに、「コラボステージ」で野球応援メドレーを披露した。

 今年は開会式のみ実施し、試合を行わないこともあり、全国に知られた両校がパフォーマンスを行い、訪れた観客を楽しませた。

 「かっせーかっせー千葉県!」「ノッテけノッテけノッテけ千葉県!」。ステージでは選手名や学校名を「千葉県」に変え、球児たちにエールを送った。

 最後は「ツインクリムゾンパワー」と題した演奏。両校のテーマカラーのえんじ色にちなんで「チャンス紅陵」と「レッツゴー習志野」を一つにしたオリジナル曲を披露した。おなじみのメロディーに観客席からは手拍子が起こっていた。

 習志野の松元真紀(なおき)部長(3年)は「拓大紅陵の応援曲はオリジナル曲ばかり。気迫がある」とたたえ、拓大紅陵の松永果夏(かな)部長(3年)は「私たちも習志野吹奏楽部のファン。一緒に演奏できてうれしい」と笑顔を見せた。(田辺詩織)

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