(7日、第106回全国高校野球選手権愛知大会2回戦 名古屋7―4刈谷)

 「練習してきたことをしっかりやろう」。4―4の同点で迎えた延長十回タイブレーク。刈谷の捕手、渡辺集選手(3年)は仲間に声をかけて守備へ。春の公式戦でも延長タイブレークで敗れ、バント対策など守備練習を繰り返していた。

 試合終盤で3点差を追いつく粘りも見せたが、十回は名古屋に適時打などを浴び、計3失点で力尽きた。主将としてチームを引っ張った渡辺選手は、胸を張った。「点差が離れても、つないで追い上げていこうと、みんな最後まであきらめなかった」(戸村登)

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