車いすラグビーで世界ランキング3位の日本代表は、パラリンピックでは前回の東京大会まで2大会連続で銅メダルを獲得していて、パリ大会では初めての金メダル獲得が期待されています。

パリ大会の日本代表には、3大会連続でキャプテンを務める池透暢選手や4大会連続の出場となる池崎選手など12人が内定していて、8日は選手たちが東京 千代田区で記者会見しました。

このうちエースの池崎選手は「今のチームは間違いなく世界一になれる。今までの経験をすべてぶつけたい」と自信を示しました。

また、体調不良のため、オンラインでの参加となったキャプテンの池選手は「自分自身は過去最高に脂がのっているし、チームも最高の状態だ。東京大会は一番輝くメダルを。必死でねらいたいと言ってだめだったので、今回はひそかにねらっていきたい」と決意を示しました。

また、女子選手でただ1人、代表に内定した倉橋香衣選手は、2大会連続の出場となるパリ大会に向けて「責任を持ちながら、一つ一つのプレーを楽しんで全力で取り組みたい」と意気込みを話しました。

車いすラグビーは開会式翌日の来月29日から始まり、日本代表は4チームで争う予選リーグで世界2位のアメリカのほか、カナダ、ドイツと対戦して準決勝進出を目指します。

島川慎一「人生の集大成という意味合いになる」

6大会連続の代表に内定した49歳の島川慎一選手は「競技歴が25年になるので、パリ大会は僕のラグビー人生の集大成という意味合いになると思う。長いこと代表チームを見てきて、今が一番強いので金メダルをねらっていく」と意気込みを述べました。

乗松聖矢「一番いい成績を収められるよう」

3大会連続の代表に内定した乗松聖矢選手は「自分たちも自信を持って強いと言えるチームになった。だからこそ、過去のパラリンピックの成績を上回ることができなければ次はない。一番いい成績を収められるよう頑張りたい」と意気込みを話しました。

若山英史「最高のところにチームでいけるように」

4大会連続の代表に内定した39歳の若山英史選手は「今までの大会も集大成と思ってやってきたが、今回はそれを越える集大成を見せることができるチームだと思う。自分のプレーも成熟してきているので、最高のところにチームでいけるように頑張りたい」と意気込みを話しました。

橋本勝也「金メダル獲得で喜びを分かち合いたい」

2大会連続で代表に内定したチーム最年少、22歳の橋本勝也選手は「チームを引っ張っていけるような存在になっていかないとならないという思いが強くある。チームとして悲願の金メダルを獲得して一緒に喜びを分かち合いたい」と決意を示しました。

草場龍治「最後まで諦めないプレーをみてほしい」

初めての代表に内定した23歳の草場龍治選手は「出場が決まり、素直にうれしい気持ちだ。スピードと体幹機能を生かしたハードワークで最後まで諦めないプレーをすることが持ち味なので、ぜひみてほしい」と話していました。

長谷川勇基「見ている人に楽しんでもらえるように」

2大会連続で代表に内定した長谷川勇基選手は「練習も試合も平常心で挑むことが自分の役割だと思っている。見ている人に楽しんでもらえるように、自分も楽しんでプレーしたい」と意気込みを話しました。

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