■プロ野球 DeNA 3-0 中日(10日・横浜スタジアム)

DeNAは中日に完封勝利し2連勝を飾った。試合は2回裏、7番・山本祐大(25)の適時打で先制。3回裏にはオースティン(32)の2戦連続となる第11号ソロ本塁打が飛び出し2点目、さらに4回裏、8番・京田陽太(30)の適時打で3ー0とリードを広げた。投げては先発・東克樹(28)が9回無失点8奪三振の快投で今季2度目の完投完封。開幕8連勝を飾った東は68年に10連勝をマークした島田源太郎(大洋ホエールズ)以来球団56年ぶり2人目の快挙を達成。また、昨季5月18日の広島戦から続く横浜スタジアムでの連勝記録を11に伸ばし、84~90年に斎藤雅樹(巨人)が達成した記録と並んだ。

前日の試合では2回裏、佐野恵太(29)の3ラン本塁打で先制。4回裏には山本のソロ本塁打でリードを広げた。しかしその後5ー5の同点となり迎えた延長11回裏、オースティンにソロ本塁打が飛び出し今季2度目のサヨナラ勝利。この試合の先発・東は今季15度目の登板、前回登板となった6月29日の中日戦(バンテリンドーム)で7回1失点と安定した投球を披露した。

東の立ち上がりは先頭の岡林勇希(22)を左飛、2番・山本泰寛(30)を中飛に打ち取ると3番・福永裕基(27)から見逃し三振を奪い三者凡退に抑えた。

打線はその裏、中日の先発・松木平優太(21)に対し先頭の桑原将志(30)が空振り三振、2番・度会隆輝(21)が二ゴロと2死を奪われると3番・オースティンは中飛に倒れ走者を出せず。

2回裏、1死から5番・宮﨑敏郎(35)が左二塁打で出塁。続く6番・佐野も中安打で繋ぐと迎えた7番・山本が初球を弾き返しライトへの適時打に。1点を先制した。

さらに3回裏には1死走者無しから3番・オースティンに右中間へのソロ本塁打が飛び出し2ー0と追加点を奪った。

中盤に入った4回裏、この回の先頭、6番・佐野が左安打で出塁すると続く7番・山本も右安打で繋ぎ無死一、三塁となると8番・京田がセンターへの適時打を放ち3ー0とリードを広げた。

打線は5回以降無得点も3点の援護をもらった東は中日打線を無失点に抑える投球でそのまま9回もマウンドに上がった。先頭の3番・福永に右安打を放たれるなど走者を背負うも後続を抑え試合終了。東は今季最多投球数となる124球を投げ抜き今季2度目の完封勝利。DeNAは前日の勝利に続き2連勝となった。

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