今春の選抜大会準優勝の報徳学園が、夏の県大会初戦で舞子高校に勝利し、3回戦進出を決めた。

 先発は、最速151キロのプロ注目右腕・今朝丸裕喜投手(3年)。11球団26人のスカウトが見つめる中で、5回を8安打8奪三振4失点。今日の最速は147キロだった。

 立ち上がりから、舞子打線にストレートを狙われ、3回まで毎回の4失点。4回からは立ち直り2イニングを無失点に抑えた。

 今朝丸投手は「低めを狙って浮いてしまった所を打たれてしまった」と振り返った。

 次戦に向け、「相手は対策をしてくることが今日分かったので、その上を行けるような投球をしたい」と話し、「兵庫でてっぺんを取って、甲子園で日本一になること」と目標を語った。(取材・文MBSアナウンサー金山泉)

 〈高校野球兵庫大会2回戦:報徳学園13-4舞子〉◇11日◇尼崎ベイコム

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