(12日、第106回全国高校野球選手権山形大会)
山形大会が12日開幕し、45校41チームによる熱戦の火ぶたが切られた。開幕戦は両チームで計3本塁打が飛び出す展開となり、山形工が13―8で粘る東桜学館を振り切った。13日は4球場で1回戦8試合があり、決勝は26日の予定だ。
午前10時半から中山町のヤマリョースタジアム山形(県野球場)で開会式があり、鶴岡東、致道館の両校吹奏楽部の演奏で選手たちが行進した。
高橋良治・県高野連会長は「仲間と絆を強め、最高の思い出をつくり、大きく成長していただきたい」とあいさつ。山形北音楽科の中山樹(みき)さん(3年)は国歌「君が代」を独唱し、伸びやかな歌声を響かせた。
選手宣誓は酒田東の尾形瑛智主将(3年)。コロナ禍で十分に野球ができなかった先輩などを振り返り、「野球に打ち込めるのは家族や支えてくださる方々のおかげ。感謝の思いを胸に、全力を尽くし最高の夏にする」と誓った。開会式後の取材に「緊張したが、まずまずでほっとしている」と話した。(大谷秀幸、坂田達郎)
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