第106回全国高校野球選手権大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は西東京大会に出場した日大桜丘です。

 この夏チームを率いたのは、20歳の日大3年生です。1カ月半前、チーム事情で、学生コーチから新監督に抜擢(ばってき)されました。教員志望で、指導者として高校野球に携わることが夢でした。

(13日、第106回全国高校野球選手権西東京大会3回戦、東村山西5―3日大桜丘)

出口太陽監督(20)

 みんなはいい意味で俺に近い距離で、友達のように接してくれた。だから俺はやりきれたと思っている。

 監督を任されたとき、誰も俺に不信感を持たずについてきてくれて、ありがとう。

 今日までやってきたことは、無駄にはならない。だから、ここにきて後輩たち見てくれてもいいし、陰ながらでも応援してくれたらいいなって思う。

 俺についてきてくれて、本当にありがとう。ごめん、勝てなくて。3年間お疲れ様。ありがとな。(西田有里)

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