第106回全国高校野球選手権大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は三重大会に出場した川越です。

(14日、第106回全国高校野球選手権三重大会1回戦 津商5―2川越)

 川越・山本紘平監督

 チームのため、仲間のために野球をできるかが本当の力やと、口すっぱく言ってきた。「もっと打ちたい、投げたい」という思いをたくさんさせただろうが、それぞれ役割を果たしてくれたと思う。でも、悔しいな、やっぱな。我慢させた分、勝たせたい思いはすごくあった。

 遅くまで自主練習したり試合中にいろんな話をしたりして、一緒に野球を考えるのがすごく楽しく、充実した毎日でした。3年生、本当にありがとう。お前たちの姿を、次の川越を担う世代につないでほしい。悔しい思いも、「こんなけやってもアカンねん」という点も伝えて(後輩が)乗り越えられるようにしてあげてください。

 誇れる部分がたくさんあるチームやった。今日の試合は本当に素晴らしいナイスゲームだった。胸を張って次のステージへ進んでください。「俺たちは高校野球をやった」という自信を持ってください。(中田和宏)

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