(18日、第106回全国高校野球選手権大分大会2回戦 日出総合3―9津久見)
津久見のスタンドでは、30人以上の野球部員らがナインを応援した。野球部のソックスと同じ黄色のメガホンやタオルが揺れる。「一緒にやってきた仲間への恩返しです」
日出総合との一戦は、初回から点の取り合いとなった。応援歌やダンスなど50種類ほどあるスタンドの応援が、選手を後押しする。中山飛龍明(ひるあ)選手は「応援は力になる。打席に入るときはスタンドやベンチを見る」。この日、3安打3打点の活躍をみせた。
試合は6点差で快勝した。試合終了後、お互いのチームの健闘をたたえてエール交換もあった。応援を取りまとめた江藤佑哉さん(3年)は「応援で選手たちをもり立てて甲子園に行きたい」と話した。(大村久)
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