日本選手団の本隊は、22日、陸上や自転車など7競技48人の選手やスタッフが、パリ郊外のシャルル・ドゴール空港に到着しました。

到着後、自転車のBMXフリースタイルでメダル獲得が期待される中村輪夢選手は「やれることはやったので、あとは本番でどんな走りができるか自分でも楽しみだ。今回こそメダルをとれるように頑張りたい」と意気込みを述べました。

そして、尾縣団長は今月26日に開幕する大会に向けて、「私たちが掲げている”一歩踏み出す勇気”を全面に出して多くの方に応援してもらえるようなプレーをしてほしい」と選手たちへの期待を口にしました。

一方、19歳にも関わらず、喫煙と飲酒をしていたとしてパリオリンピックの出場を辞退した体操女子の宮田選手については「チームとしてもすごくつらいことであり、悲しいことだ。体操女子の4名の選手の必要なサポートを行い、メンタルケアなども行いたい」と出場する選手へのサポートを続けることを強調しました。

そして、「宮田選手にはもう一度頑張ってもらい、再びオリンピックを目指して欲しいという気持ちが一番です」と沈痛な表情で話しました。

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