■MLB ドジャース 3-2 ジャイアンツ(日本時間23日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地のレッドソックス戦で「1番・DH」で出場し、3打数無安打1四球2三振で打率は.313、7試合ぶりのノーヒットとなった。
前日、日本人選手初の4年連続30号をマークした大谷、「長打はもちろん持ち味だとは思うので、まあその状況状況によって、今1番を打っているので、1番は出塁ももちろん考えないといけないですし、そことのバランスは大事かなと思います」と話していた。
この日、ジャイアンツの先発は昨季2度目のサイヤング賞を獲得し、パドレスから移籍してきたB.スネル(31)。通算成績は4打数2安打4四球、打率は.500とスネルが大谷を苦手にしている。
1回の第1打席、ボールをしっかり見極めて、フルカウントから7球目を見逃して四球で出塁。1番打者の仕事をこなした。そして、2番・W.スミス(29)の1球目から盗塁を仕掛けたが、今季4度目の失敗となった。
ドジャースの先発はメジャーデビューとなったR.ライアン(25)、両親が見守る中、ジャイアンツ打線を3回まで無失点に抑えた。
ルーキーに援護したい3回、大谷の第2打席、1球目、156キロのストレートを狙ったがファール。カウント1-2と追い込まれ、4球目、外角低めのカーブを追いかけてしまい空振り三振に倒れた。
0対1と1点を先制されたドジャースは4回、ホームランダービー覇者のT.ヘルナンデス(31)が2試合連続となる21号同点ソロ、力投するルーキーを助けた。ドジャースは6回、ここまで好投したライアンが1死一、三塁とピンチを招き降板。2人目にマウンドへ上がったA.ベシア(28)が2者連続三振で完璧なリリーフで若手を援護した。
1対1の6回、先頭打者で迎えた大谷の第3打席、1球目、甘く入ってきたスライダーを狙ったがライトポール右に切れるファール。そして、2球目、カーブを引っ掛けてしまいファーストゴロ。出塁が出来なかった。それでも2死から3番・F.フリーマン(34)が四球で出塁し、2塁まで進むと、4番・T.ヘルナンデスがこの日2打点目の勝ち越しタイムリーを放った。
2対2と同点にされた8回、無死二塁で大谷の第4打席、ジャイアンツ3人目E.ミラー(26)と対戦。1球目、外角低めのスライダーに空振り、3球目のストレートをファールとカウント1-2と追い込まれた。最低でも走者を進めるバッティングが必要なところだったが4球目、内角低めのチェンジアップで空振り三振に打ち取られた。それでも2死一、三塁でT.ヘルナンデスが決勝タイムリー、この日全打点をT.ヘルナンデスがマークした。
大谷は3打数無安打1四球2三振で打率は.313、7試合ぶりのノーヒットに終わった。
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