(23日、第106回全国高校野球選手権山梨大会決勝 日本航空7―1東海大甲府)

 日本航空が昨夏代表の東海大甲府を破り、3年ぶり7回目の夏の甲子園出場を決めた。

 日本航空は一、二回に1点ずつを加えて先行。二回に1点を返されたが、三回には中西海月が3点本塁打を放ち、突き放した。直後に2死満塁のピンチを迎えたが、内野ゴロで切り抜けた。五回にはさらに2点を加えた。

 日本航空は準々決勝で帝京三との接戦を4―3で制し、準決勝では日大明誠を11―1で破った。

 東海大甲府は今春、監督が村中秀人氏から同校野球部出身で元プロ野球選手の仲沢広基氏に交代。新体制で臨む初めての夏の大会だった。準々決勝では、今春の選抜大会8強の山梨学院を4―1で破った。だが、2年連続の夏の甲子園には届かなかった。

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