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 パリオリンピックの最終予選を16日に控える、サッカー23歳以下日本代表の特集です。内田篤人さんが注目の選手「マン・オブ・ザ・ウッチー」、10日は松木玖生(くりゅう)選手(20)と荒木遼太郎選手(22)です。内田さんは荒木選手と鹿島アントラーズ時代に共にプレーしました。松木選手とは20歳以下日本代表の選手とコーチという間柄でした。

■荒木「ゴール前のアイデア見て」豊富な演出

 今シーズン、FC東京で開幕から6試合5ゴールと絶好調の荒木選手。3年前、鹿島時代に史上2人目となる10代で2桁ゴールを達成、ベストヤングプレーヤー賞を獲得した逸材です。

 そして、今年高卒3年目ながらFC東京のキャプテンを任される、松木選手。去年、20歳以下のW杯にキャプテンとして出場、アジア年間最優秀ユース選手賞に輝きました。

 そんなパリ世代、中盤の要の2人にインタビューしました。

内田さん
「この前のオリンピック世代の試合(U23ウクライナ代表戦)もシュートをかなり打ってましたもんね」 荒木選手
「あの試合は点とりたくて」 内田さん
「なんで?結果ほしかった?」 荒木選手
「結果ほしかったです」 内田さん
「アピールしたかった?」 荒木選手
「ちょっとしたかったです(笑)」 内田さん
「荒木のここ見てほしいよっていう自分の強みのプレーはなんですか?」 荒木選手
「ゴール前のアイデアを見てほしいです」

荒木選手が言う「ゴール前のアイデア」とは?

内田さん
「パスコースがないなか、選択する発想。相手が迫ってくる状況で、素晴らしい瞬時の判断。ゴール前でのアイデアが豊富なのが、荒木選手の魅力です。そこに技術も伴ってます」

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■松木「突き飛ばしてやろう…」フィジカル強度に自信

■松木「突き飛ばしてやろう…」フィジカル強度に自信

内田さん
「じゃあ荒木から見る玖生(松木選手)のプレーのすごさは何ですか?」 荒木選手
「1人だけ試合中の強度が違うなっていうのはあって」 松木選手
「海外の選手にもあんまり体負けてるなっていう印象も自分自身ないので、そこで突き飛ばしてやろうみたいな気持ちで常にやってますね」 内田さん
「この前のU23ウクライナ戦も、後ろからスライディングしてましたもんね、かなり」 松木選手
「でも、あんまりなんかカード覚悟ではないですけど、そのくらいの気持ちでいかないとって思ってます」 内田さん
「あれが基準になってくるといいんだよね。玖生の強度が」

 松木選手は「強度」が注目ポイントです。

内田さん
「海外の選手相手にもフィジカル負けしない、持ち前の気持ちの強さも前面に出ています。本人も相手に激しく行ってボール奪取が得意だと言っていたし、松木選手の力強さが最終予選では大事になってきます。彼がやっぱりチームを引っ張ってくれるんじゃないかなと思います」

■良い結果を日本に…パリ五輪アジア最終予選に気合い十分

内田さん
「パリ五輪アジア最終予選が始まりますけども、意気込みをお願いします」 荒木選手
「タフな試合になると思うんですけど、まずは楽しんで、玖生もパス出せるし自分もパス出せる方なので、2人で点取るっていうのも増やしていきたいなって」 松木選手
「しっかりと1試合1試合を戦い抜いて、個人の結果もしっかりフォーカスしていきながら、良い結果を日本に届けたいなって思います」

(「報道ステーション」2024年4月10日放送分より)

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