■マイナビオールスターゲーム2024 全セ 10ー16 全パ(24日・神宮)

オールスター第2戦のMVPに6打数5安打2打点の活躍を見せたロッテ・佐藤都志也(26)が選ばれた。ロッテでは89年の村田兆治氏以来、35年ぶりの受賞となった。

初球宴でのMVP受賞に佐藤は「自分でいいのかなと思うぐらいビックリしているんですけど、それにふさわしいようにこれからもっともっと精進していきたいと思ってます」と力強く話した。

佐藤はこの試合、7番・捕手でスタメン起用。2回表、全セの先発・吉村貢司郎(26、ヤクルト)に対し第1打席は左安打を記録。続く3回表、第2打席は2番手・戸郷翔征(24、巨人)からレフトへの適時二塁打を放った。さらに4回表の第3打席には3番手・床田寛樹(29、広島)からライトへ適時三塁打。ここでサイクル安打に王手をかけた佐藤。しかし6回表は5番手・髙橋宏斗(21、中日)の前に空振り三振。8回表は7番手・大西広樹(26、ヤクルト)に対し鋭い当たりも右二塁打。9回表の最終打席では8番手・マルティネス(27、中日)に対し左二塁打と本塁打とはならず、ベース上で悔しい表情を見せた。

サイクル安打目前も「自分のバッティンを心がけようと思って」「ホームランこそでなかったが良いバッティングができたなと思います」と自身の打撃を振り返った佐藤。サイクル安打まであと1歩届かずも全6打席で会場を大いに盛り上げた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。