■マイナビオールスターゲーム2024 全セー全パ(24日・神宮)
オールスター第2戦、村上宗隆(24、ヤクルト)が自身の本拠地、神宮球場で2戦連発の本塁打を放ち会場を沸かせた。この試合、4番・サードで起用された村上は2回裏の第1打席、全パの2番手・藤井聖(27、楽天)に対し、無死走者無しから3球目を打つも遊直。続く第2打席は3番手・大津亮介(25、ソフトバンク)に対し二ゴロに倒れた。そして第3席、4番手・マチャド(31、オリックス)に対し2死走者無しから初球、振り抜いた打球はレフトスタンドへ。辰己涼介(27、楽天)の先制弾、坂倉将吾(26、広島)の満塁弾、直前に飛び出したオースティン(32、DeNA)の2ラン本塁打にも引けを取らない1発となった。
前日の第1戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)では2回表、丸佳浩(35、巨人)、牧秀悟(26、DeNA)に続いて左中間スタンドに2ラン本塁打を放ち、球宴1イニング最多となる9得点を挙げた。また村上にとって4度目の球宴で待望の初本塁打となった。
村上はここまで両リーグトップの17本塁打をマーク。そのうち神宮では8本を記録している。村上は自身の一打について「オースティン選手のホームランの流れに乗って打たせてもらいました」と振り返った。球界を代表する強打者の1発に球場全体が盛り上がりを見せた。
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