(25日、第106回全国高校野球選手権熊本大会決勝 熊本工6―2熊本国府)

 熊本工が3年ぶりの夏の甲子園出場を決めた。

 熊本工は初回、先頭打者の松永昂が三塁打で出塁好機をつくり、浦上の右犠飛で着実に先制した。三回は浦上、上田の連続三塁打などで3点、六回にも吉岡の左中間二塁打で2点を追加して試合を優位に進めた。

 全国選手権大会に22回、春の選抜大会に21回の出場経験がある熊本工。今大会は2回戦から登場し、準々決勝で有明を6―0で破り、準決勝で九州学院を5―1で破った。

 一方、熊本国府は四回、中嶋と岡本の連続長短打で一、三塁として元山の右犠飛で1点挙げ、六回にも1点返したが後続が続かなかった。今春の選抜では初出場ながら1回戦で近江(滋賀)に延長十回タイブレークでサヨナラ勝ちするなど勢いがあったが、春夏の甲子園出場はならなかった。

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