(25日、第106回全国高校野球選手権岩手大会決勝 花巻東4―3盛岡大付)
昨夏の甲子園で8強入りした花巻東が2年連続12回目の夏の甲子園大会への出場を決めた。
中盤までは花巻東・葛西、盛岡大付・若林の投手戦。花巻東は五回、葛西の三塁打を足がかりに、簗田の適時打で1点を先行。七回に追いつかれたが、八回2死一塁から田崎の適時三塁打で勝ち越した。九回にも2点を追加し、逃げ切った。
花巻東は投攻守にバランスが良く、安定した試合運びを見せた。準々決勝では盛岡中央を6―1で破り、準決勝は一関学院を6―2で破った。
盛岡大付は3年ぶり12回目の甲子園出場をめざしたが、及ばなかった。
花巻東は大谷翔平(ドジャース)、菊池雄星(ブルージェイズ)と2人の大リーガーを出したことで知られる。甲子園での活躍も目立ち、菊池がエースだった2009年には春準優勝、夏4強と頂点に迫った。
4年ぶりの出場となった昨夏は、歴代最多とされる高校通算140本塁打を放った佐々木麟太郎を中心に3勝を挙げて準々決勝に進出。佐々木は米スタンフォード大に進学したことでも話題を集めた。
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