【パリ共同】フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)がドーピング違反のため2022年北京冬季五輪で失格となった問題で、団体の日本が3位から銀メダルに繰り上がることが25日、確定した。スポーツ仲裁裁判所(CAS)が金メダル授与を求めたロシア側の訴えを棄却し、3位に変更した国際スケート連盟の決定を認めた。
延期されていた団体のメダル授与式は、パリ五輪期間中の8月上旬にパリで実施する方向で調整中。米国が2位から金に繰り上がることも確定した。カナダは4位から3位への変更を求めて提訴したが、CASは裁定の時期を未定とした。
ロシア・スケート連盟は裁定に「失望した」との声明を発表した。(共同)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。